OCN光が遅いと言うのはもう古い？！今や速い神回線に生まれ変わりました！

うーん、厳しい・・・

しかし、OCN 光は生まれ変わりました。

今は決して遅くありません。

むしろ誰もがその速さを享受できる神回線へ進化したんです。

IPoE（IPv4 over IPv6）方式を標準装備したことによって！

ということで今記事ではOCN 光が遅いとされてきた3つの原因と、標準装備となったIPoE（IPv4 over IPv6）方式について解説いたします。

光回線の選択時にOCN 光を省いていたあなた・・・この記事、必見です！

尚、光回線の申し込み窓口に迷っているなら下記の記事がおすすめです。

興味のある方はぜひご覧になってみてください。

OCN 光が遅いとされてきた3つの原因

OCN 光が遅いと言われてきた原因は3つあります。

一つずつ検証していきましょう。

フレッツ光回線が混雑しているから

え、OCN 光なのに何でフレッツ光が出てくるの？

そう思われる方も多いでしょう。

しかしこの2つは関係大ありです。

なぜなら、OCN 光はフレッツ光回線を借りて運用している光コラボレーションだからです！

たくさんの光コラボレーションが台頭してきたことにより、今や日本国内でフレッツ光回線のシェアは半分以上を超えている状態です。

人気があるのは良いことですが、一方で混雑が起きやすいという問題が起こるようになりました。

特に夜間や休日などネット利用者が多くなる時間帯は混雑が起き、速度が遅くなりやすいと言われています。

光コラボレーションのOCN 光はフレッツ光回線を利用しているため、混雑の影響を受けてしまう事があったというわけです。

プロバイダOCN由来の混雑

インターネットを利用するには回線とプロバイダ双方のサービスが必要です。

OCN 光の場合は回線はフレッツ光、プロバイダはOCNという体制になっています。

プロバイダーはネットに接続する端末1台1台にネット上の住所のようなIPアドレスを発行する役割を担っていますが、このプロバイダによっても通信速度に影響が出ると言われています。

ちょっと高速道路をイメージしてみてください。

光回線が道路、ネット利用者が車、プロバイダは料金所です。

道路（回線）に対して車（ネット利用者）が多すぎると渋滞が起き、目的に着くのが遅くなりますよね。

これが回線由来の混雑です。

また、料金所（プロバイダ）の処理能力に比べて車（ネット利用者）が多くなりすぎてもやっぱり渋滞が起きてしまいます。

これがプロバイダ由来の混雑です。

ちなみに老舗プロバイダのOCNは会員数No.1って知っていました？

つまり、元々道路を走る車（ネット利用者）の数は多いということになります。

ただし料金所の処理能力、つまりプロバイダ設備のスペックによっても左右されるため、単純にユーザー数が多いプロバイダの方が遅いとは言えません。

結局ユーザー数が多くても、それを処理できるだけの設備を持っていれば良いわけですからね。

また、このプロバイダの混雑問題はOCN 光が標準装備した新しい通信方式『IPoE（IPv4 over IPv6）』により解決可能です。

※後ほど詳しく解説いたします。

プロバイダOCNはNTTグループ

OCNはOpen Computer Networkの頭文字をとったもので、エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社が運営するプロバイダ事業のブランド名です。

実はNTTのグループだったんですね！

尚、OCN公式サイトの概要欄にはこのように記載されています。

会員数No.1のインターネットプロバイダー、OCNのご案内。フレッツ光やモバイル、ADSLに対応した接続プランのほか、サポートサービスも充実。

OCN公式サイト

たくさんのプロバイダがある中で、OCNが会員数No.1とのこと。

ネームバリューとしてはビッグローブとかYahoo! BBの方が上かと思っていましたが（失礼？）、さすがNTTグループです。

端末やルーター・LANケーブルが古い（OCN 光のせいじゃない？）

回線やプロバイダではなく、パソコン等の端末やルーター、LANケーブルなどが原因でインターネット速度が遅くなってしまうケースもあります。

パソコンなどの端末が原因

古いパソコンを使い続けていたり、パソコン内の容量がデータで圧迫されているとパフォーマンスが落ちてしまいます。

また、セキュリティソフトや常駐ソフトが多くても同様にパフォーマンスが落ちます。

その状態で使っていると『インターネットの速度が遅い？』と感じてしまう事があるんです。

改善策としては、不要なデータを削除したり外付けHDDなどに移動してパソコン内を整理しましょう。

また、いつの間にかインストールしてしまった使いもしないソフトが常駐して動いていることもあるので、そういったソフトやアプリを削除します。

古い端末の場合は買い替えも検討しましょう。

無線LANルーターが原因

無線LANルーターのスペックが低い場合も速度に影響が出ます。

例えば、せっかく最大通信速度1Gbps（1,000Mbps）の光回線を契約しても、100Mbpsまでしか対応していない無線LANルーターを接続していたら当然100Mbpsまでしか出ません。

一度、ご自宅のルーターのスペックを確認してみましょう。

ルーターも年々進化していますので古い機器を使い続けている場合は要注意ですよ。

新しいものを購入する際は、箱や商品ページに対応速度や機能が記載されているはずですので、求めているスペックのルーターを選びましょう。

後でも解説しますが、OCN 光では特に『IPoE（IPv4 over IPv6）』に対応しているルーターを選ぶことが大切です。

LANケーブルが原因

意外と見落としがちなのが機器と機器を繋ぐLANケーブルです。

このLANケーブルが断線していたり、古い物を使い続けていると速度が遅くなります。

皆さん、LANケーブルにはカテゴリという規格があるのをご存じでしたか？

LANケーブルのカテゴリは大きく7つに分かれていて、この数字が大きいほど通信速度が上がるんです。

大抵ケーブルのどこかにカテゴリーの記載があるはずですのでチェックしてみてください。

もし、お使いのケーブルに”CAT5”の表記があったら100Mbpsの速度までしか出ないということになりますので、新しい物に取り換えましょう。

OCN 光は速い！

OCN 光が遅いとされてきた原因のうち、端末や接続機器・ケーブルに関してはご自分で対処していただくしか無いですが、回線とプロバイダの混雑に関しては改善されています。

OCN 光は2020年6月11日より、速くて安定したインターネット通信が可能なIPoE（IPv4 over IPv6）接続方式を標準装備しました。

今は多くの方が速いと認める神回線と生まれ変わっています！

IPoE接続方式とは

IPoEはインターネットの混雑を解決するために開発された新しい接続方式です。

先ほどプロバイダを高速道路の料金所に例えて混雑が起きてしまうと解説しましたが、同じイメージに当てはめると、IPoE方式では料金所が撤廃されスイスイ通れるようになった様な状態です。

また道路幅を広大に拡張しちょっとやそっとの交通量では渋滞が起こらないようにしました。

これはどう考えても速いですよね！

しかしこのIPoEにも弱点がありました。

IPoEで閲覧できるのはIPv6に対応している新しいサイトやサービスのみ。

そして世の中にはIPv6よりIPv4に対応しているサイトやサービスの方が圧倒的に多いという事なんです。

IPv4とは

Internet Protocol Version 4の略で、IPを割り当てる仕組みのバージョン4を指します。

約43億個のIPアドレスを割り振ることができますが、インターネットの発展においてすでに満杯に近い状態になってしまい、IPアドレスの枯渇が問題になっています。

最近までスタンダードだったため世の中にあるサイトのほとんどはIPv4に対応しています。

IPv6とは

Internet Protocol Version 6の略で、IPを割り当てる仕組みのバージョン6を指します。

IPv4のIPアドレス枯渇問題を受け開発され、約340澗（かん）というほぼ無限に近いIPアドレスを発行することができます。

しかしIPv6に対応しているサイトは少なく、Google、Facebook、WikiPediaなど大手サイトに限られています。

OCN 光の速さの秘密はIPoE（IPv4 over IPv6）

IPoE接続は高速でインターネットが利用できるけど、世の中のほとんどのサイト（IPv4対応サイト）を見ることが出来ない・・・

これでは意味が無いですよね。

そこで生まれたのがOCN 光がデフォルトで採用しているIPoE（IPv4 over IPv6）という新技術です。

IPoE（IPv4 over IPv6）では、IPoE接続のままIPv4のサイトもIPv6のサイトも閲覧することができます。

つまりIPoE（IPv4 over IPv6）なら、全てのサイトに高速・快適にアクセスできちゃうということです！

OCN 光の常時IPv6接続は設定不要、料金不要！

OCN 光のIPoE（IPv4 over IPv6）接続方式は標準装備・・・つまり設定不要・追加料金不要で誰もが利用できます。

他の光回線でも似たような仕組みを導入していることろもありますが、別途申し込みや設定が必要な場合がほとんど。

そんな仕組みがあることも知らずに、利用していない方も多数いらっしゃると思われます。

そう考えるとデフォルトでIPoE（IPv4 over IPv6）を提供して、誰もがその速さの恩恵を受けられるOCN 光は画期的ですよね！

注意：IPoE対応機器（ルーター）が必要です

OCN 光でIPoE (IPv4 over IPv6)方式で接続するためには対応機器、つまりルーターが必要です。

現在ルーターをお持ちでしたらIPoE対応の機器か調べてみましょう。

大抵はルーターの箱やメーカーの製品紹介ページなどに記載されています。

通販の場合は商品画像の中や商品説明欄に書いてある場合が多いです。

対応機器をお持ちでない場合は家電量販店や通販で購入することも出来ます。ただ代理店から申し込んで特典でWi-Fiルーターを貰ったほうが無料なのでおすすめです。

代理店NNコミュニケーションズならWi-Fiルーターを無料で手に入れることができます。

尚、OCN 光を利用している場合はIPoE接続環境確認サイトで、自分がIPoE接続になっているかチェックすることができます。

OCN 光のIPoE（IPv4 over IPv6）利用者の口コミ

最後に実際にOCN 光でIPoE（IPv4 over IPv6）を利用している人の評判を確認してみましょう。

常時IPoE接続が話題になったこともありたくさんの方が言及しています。

OCN 光解約しようかなと思ってたけど試しにルーター変えてみるかと思ってWG1200HS3にしてみたらかなり速くなった！IPoE対応にしたことでv4v6通信になったからなのかな。会社から通信費補助も出てるからしばらく様子見て回線契約一つに絞ろう。

— natsuy (@natsuy) June 13, 2020