フレッツ光マンションタイプ基礎知識!3つのサービスメニューと3つの配線方式によって月額料金が決まります。

フレッツ光マンションタイプ基礎知識!3つのサービスメニューと3つの配線方式によって月額料金が決まります。
フレッツ光マンションタイプ基礎知識!3つのサービスメニューと3つの配線方式によって月額料金が決まります。

国内の数多くのマンションやアパートには、NTTが提供している『フレッツ光マンションタイプ』が導入されています。

ですので、集合住宅に引っ越した場合などフレッツ光を検討する方も多いと思うのですが・・・

実は、『フレッツ光マンションタイプ』は複数のプランがあり、更にいくつかの条件によって通信速度や月額料金が異なってきます。

はっきり言って、複雑でわかりにくいんです。

フレッツ光マンションタイプの料金決定に関わる条件
  • 東日本エリア or 西日本エリア
  • 同一建物内でフレッツ光を契約するであろう見込み軒数
  • マンション内の配線方式

そこでこの記事では、フレッツ光のマンションタイプの基礎知識と、具体的な速度や料金などについてなるべくわかりやすく解説をしていきます。

フレッツ光導入済みの集合住宅に引っ越し予定の方など、ぜひ事前にご確認ください。

尚、個人でフレッツ光回線を使いたい方には、『光コラボレーション・サービス』をおすすめいたします。

フレッツ光回線の品質・速度はそのままで、個人向けの魅力的なキャンペーンやサービスをたくさん受けられるからです。

下記記事で、おすすめの光コラボレーションサービスとお得なキャンペーン窓口を紹介していますので、興味がありましたらぜひ確認してみてください。

フレッツ光マンションタイプの3つの「プラン(サービスメニュー)」

フレッツ光マンションタイプの月額料金は、『同一集合住宅で加入が見込める世帯数』によって、3つのプラン(サービスメニュー)に分けられます。

同一の建物内で契約が見込める軒数

プラン2:同一の集合住宅などで16以上の契約が見込まれる場合
プラン1:同一の集合住宅などで8以上の契約が見込まれる場合
ミニ:同一の集合住宅などで4以上の契約が見込まれる場合

見込み軒数が多いほど安くなり、逆に少なければ高くなります。

この『見込み』数はNTT側で判断するので、入居者や建物のオーナー側で決めることはできません。

フレッツ光マンションタイプの3つの「配線方式」

フレッツ光マンションタイプの月額料金は、『集合住宅がどの配線方式を採用しているか』によっても変わります。

配線方式

光配線方式:棟内に光ファイバーを用いて各戸まで接続する方式
LAN配線方式:棟内にLAN配線を用いて各戸まで接続する方式
VDSL方式:棟内にある既存の電話回線を用いて各戸まで接続する方式

この3つの配線方式もまた建物ごとに決まっているため、入居者側で選ぶことはできません。

ちなみに、配線方式は通信速度にも大きく関わっています。

光配線方式

光配線方式

建物の棟内を【光ファイバー】を用いて各戸まで接続する方式です。

3つの配線方式の中で、1番速度が安定します。

最大通信速度1Gbps

VDSL方式

VDSL 配線方式

【既存の電話回線】を用いて各戸まで接続する方式です。

最大通信速度100Mbps

LAN配線方式

LAN配線方式

【LANケーブル】を用いて各戸まで接続する方式です。

最大通信速度100Mbps

東西のエリアで変わるマンションタイプの月額料金

フレッツ光マンションタイプの月額料金は、先ほど説明した『3つのプラン(サービスメニュー)』と『3つの配線方式』、さらに利用場所が東日本エリアか、西日本エリアかの組み合わせによって決まります。

該当するエリアの月額料金をチェックしてください。

フレッツ光・光コラボレーションの対応エリア
NTT東日本エリア
北海道エリア北海道
東北エリア青森県、宮城県、岩手県、
山形県、秋田県、福島県
甲信越エリア新潟県、長野県、山梨県
関東エリア東京都、茨城県、神奈川県、
栃木県、千葉県、群馬県、埼玉県
NTT西日本エリア
北陸エリア石川県、富山県、福井県
東海エリア愛知県、静岡県、岐阜県
近畿関西エリア大阪府、京都府、滋賀県、
奈良県、兵庫県、三重県、和歌山県
中国エリア岡山県、島根県、鳥取県、
広島県、山口県
四国エリア愛媛県、香川県、高知県、徳島県
九州エリア大分県、鹿児島県、熊本県、
佐賀県、長崎県、福岡県、宮崎県
沖縄エリア沖縄

NTT東日本エリア

プラン2プラン1ミニ最大通信速度・備考
ギガマンション
スマートタイプ
(光配線方式のみ)
3,685円4,125円4,785円上り下り最大1Gbps
Wi-Fiルーター提供有り
マンション
ギガラインタイプ
(光配線方式のみ)
3,355円3,795円4,455円上り下り最大1Gbps
Wi-Fiルーター提供無し
マンション
ハイスピードタイプ
(光配線方式/VDSL方式)
3,135円3,575円4,235円下り最大200Mbps
上り最大100Mbps
Wi-Fiルーター提供無し
マンション
ハイスピードタイプ
(LAN配線方式)
2,750円3,190円3,850円下り最大200Mbps
上り最大100Mbps
Wi-Fiルーター提供無し

NTT西日本エリア

≪光配線方式/VDSL方式の月額料金≫
プラン1通常料金 4,070円
⇒光はじめ割適用1,2年目料金 3,575円
⇒光はじめ割適用3年目以降 3,388円
プラン2通常料金 3,520円
⇒光はじめ割適用1,2年目料金 3,135円
⇒光はじめ割適用3年目以降 2,948円
プランミニ通常料金 4,950円
⇒光はじめ割適用1,2年目料金 4,345円
⇒光はじめ割適用3年目以降 4,092円
≪LAN配線方式の月額料金≫
プラン1通常料金3,100円
⇒光はじめ割適用1,2年目料金 2,915円
⇒光はじめ割適用3年目以降 2,728円
プラン2通常料金 2,600円
⇒光はじめ割適用1,2年目料金 2,475円
⇒光はじめ割適用3年目以降 2,288円
プランミニ通常料金 3,900円
⇒光はじめ割適用1,2年目料金 3,685円
⇒光はじめ割適用3年目以降 3,432円

フレッツ光は別途プロバイダの月額料金もかかる

フレッツ光と光コラボレーションの違い

フレッツ光でインターネットを利用するには、光回線契約とは別にプロバイダとも契約しなくてはいけません。

ここがフレッツ光の分かりにくいところです。

フレッツ光の提携プロバイダは300社以上もあり、月額料金やサービス内容もそれぞれ違います。

つまり、【フレッツ光の料金】に【プロバイダ料金】を合算した金額がインターネットを利用するための月額料金ということになります。

フレッツ光 マンションタイプの初期費用

フレッツ光マンションタイプの初期費用はNTT東日本、NTT西日本共に同一です。

初期費用は『契約事務手数料』『工事費』があります。

契約事務手数料880円
回線基本工事費
フレッツ光
(NTT東日本/西日本共通)
屋内配線の工程がある場合
22,000円 ※一括 or 分割払い

≪分割の場合≫
・初回 3,300円
・2回目以降 813円/月×22回
・・最終月 814円
屋内配線の工程がない場合11,660円 ※一括 or 分割払い

≪分割の場合≫
・初回 3,300円
・2回目以降 363円/月×22回
・最終月 374円
無派遣工事の場合3,300円

※土日祝日で開通工事を行う場合には別途3,300円の料金がかかります。

工事費は一括または分割で支払い可能です。

一括払いでも分割払いでも工事費の総額は変わらないので、月額料金をなるべく抑えたい方は一括払い、逆に初期費用を抑えたい方は分割払いを選択しましょう。

『無派遣工事』になる場合もあり

ケースによっては、立ち合い不要で、とっても安い工事費で済む『無派遣工事』になる場合もあります。

これは、前に住んでいた方の配線などがそのまま残っていて再利用できる場合などで、宅急便で送られてくるONUを自分で設置することになるため安く済むんです。

無派遣工事費3,300円

ただ、無派遣工事になることは滅多に無いと思っておいたほうが良いでしょう。

また、光コンセントなどが部屋に残っていたとしても、実際に無派遣工事になるかは申し込み後にならないとわかりません。

建物に設備未導入の場合はマンションタイプでは契約できない?!

もしお住まいのマンションにフレッツ光の光回線設備が導入されていない場合は、残念ながらマンションタイプでの契約はできないということになります。

ファミリータイプ(戸建て向きのプラン)での申し込みを検討してください。

この場合、まず建物オーナーか管理会社に相談し、入線許可を取らなければなりません。

許可取りは基本的に契約者自身で行います。

ビス止めや穴あけなどを行う可能性があることは、必ず事前に伝えておきましょう。

事後報告だと重大なトラブルになりかねません。

お住まいの建物にマンションタイプの設備が入っているか確認する方法

お住まいの建物でフレッツ光マンションタイプが利用できるかは、NTTに直接電話したり、NTT公式サイトでも調べることができます。

電話で確認する

フレッツサービスに関する問い合わせ先
電話番号
(東西共通)
0120-116-116
※携帯電話・PHSからもかけられます
受付時間9:00~17:00
土日・祝日も営業 ※年末年始を除く

NTT公式サイトで確認する

お住まいのマンションにフレッツ光の設備が導入されているかどうかは、公式サイトの『エリア検索』で調べられます。

こちらの記事に確認方法をまとめました。

今申し込むならフレッツ光より光コラボレーションの方がおすすめ!

現在フレッツ光は、個人客では無く法人客向けの営業に力を入れているようです。

理由は、NTTの回線を利用した『光コラボレーション・サービス』が台頭してきたので、自社サービスの『フレッツ光』を積極的に売り込む必要が無くなったからだと言われています。

光コラボレーションとは

プロバイダなどの事業者がNTTのフレッツ光回線を借り、自社のサービスを付加して展開している光回線サービスのこと。略して光コラボとも言います。
光コラボレーションとして提供することで、各事業者が自社のオプションを組み合わせたり、特典・キャンペーンをつけて販売できるようになりました。
また、利用者側には回線とプロバイダの契約が一本化されることで支払いなどの処理がスムーズになるというメリットが生まれます。
有名どころだとソフトバンク光、ビッグローブ光などが光コラボレーションです。

そのためか、キャンペーンも『光はじめ割』と『フレッツ・あっと割引』のみで、他社のような『工事費無料キャンペーン』や『キャッシュバックキャンペーン』は行っていません。

つまり、自宅向けのインターネット回線としてフレッツ光を選ぶのはある意味「時代遅れ」になってしまったわけです。

今から申し込むなら、月額料金が安く、キャンペーンも充実している光コラボレーションの方が良いでしょう。

参考までに、今特におすすめの光コラボレーションを3つ紹介しますので、フレッツ光の導入を検討していた方も、ぜひチェックしてみてください。

今おすすめの光コラボレーション 3選

1.ソフトバンク光

ソフトバンク光キャンペーン特典 新規お申し込みでキャッシュバック
新規申し込み
キャッシュバック
特典A
【10ギガ】最大73,800円
【1ギガ】最大45,000円
新規申し込み
キャッシュバック
特典B
【10ギガ】最大68,800円
【1ギガ】最大40,000円
+Wi-Fiルーター
他社転用申込
事業者変更申込
キャッシュバック
【1ギガ】15,000円
キャッシュバック
進呈時期
最短1か月
こんな方におすすめ
  • オプションなしで申し込みたい
  • 評判の良い代理店で契約したい
  • 実績のある代理店で申し込みたい

エヌズカンパニーは、実際に申し込んだ方からのレビュー(感想)がとても良い代理店です。

また、ソフトバンクから表彰されており、実績も充分!

エヌズカンパニーのキャンペーン特典はオプションに加入する必要がありません。
そのため、月額料金が高くなることなくスッキリした内容で申し込めます。
エヌズカンパニーの詳細はこちらをご覧ください。

\オプション不要でキャッシュバック/

2.ドコモ光

ドコモ光プロバイダGMOとくとくBBのキャッシュバック
キャッシュバック51,000円
dポイント2,000pt
キャッシュバック
進呈時期
最短5か月
dポイント
進呈時期
最短4か月
こんな方におすすめ
  • プロバイダ選びは速度重視!
  • Wi-Fiルーターはどれを選べばよいのか分からない・・・
  • 少しでも高額キャッシュバックを受け取りたい

GMOとくとくBBは、混雑を避けて高速・快適にインターネットが出来る『v6プラス』を標準装備しているため、速度の評判がとても良いプロバイダです。

また、v6プラスに対応した高性能のWi-Fiルーターを無料でレンタルできる点が人気の秘密でしょう。

無料レンタルできるWi-Fiルーターは3種類の中からお好きなものを選ぶことができ、中には希望小売価格が19,767円もするWi-Fiルーターまであります!

GMOとくとくBBのキャッシュバックは51,000円で、更にdポイントが2,000pt付いてきます。

したがって、GMOとくとくBBからドコモ光を申し込んだ場合、キャッシュバック・dポイント・Wi-Fiルーターをあわせて40,000円以上もお得になると言えるんです!

ちなみに、通常GMOとくとくBBからキャッシュバックを満額受け取るためにはオプション加入が必須となります。しかし、当サイトの下記ボタンから限定ページに行くと、なんとオプションなしでゲットできるんです!

ドコモ光を申し込み予定の方は、ぜひ実際に覗いてみて候補に加えてみてはいかがでしょうか。

\オプション不要で51,000円キャッシュバック/
お客さま満足度2年連続NO.1

3.ビッグローブ光

ビッグローブ光公式
キャッシュバック
特典
60,000円
月額料金割引
特典
19,536円
(1,628円×12か月割引)
キャッシュバック
進呈時期
最短12か月
こんな方におすすめ
  • 高額キャッシュバックが欲しい
  • 安心して申し込みたい
  • キャッシュバックより月額料金割引が良い

ビッグローブ光を公式サイトから申し込むと、下記2種類の特典から好きな方を選んで受け取ることができます。

  1. 1年間の月額料金大幅割引 総額19,536円
  2. 高額キャッシュバック 60,000円

キャッシュバックは『新規』『転用』『事業者変更』に差がなく、どのパターンで申し込んでも60,000円受け取ることができるのがメリットです。

新規新たにビッグローブ光を申し込む事
転用フレッツ光からビッグローブ光に乗り換える事
事業者変更他社光コラボレーション(ソフトバンク光やドコモ光など)からビッグローブ光に乗り換える事

ただし、振り込まれるのがビッグローブ光を申し込んでから12か月後と長いです。

その点が気にならなければ申し込みを検討するといいでしょう。

月額料金割引は手続き不要で、12か月間割引されます。

確実にキャンペーンの恩恵を受けたいなら月額料金割引を選びましょう。

ただし、月額料金割引の総額はキャッシュバックより金額が低いです。

また、月額料金割引は新規と事業者変更の方が対象で転用の方は利用できません。

\キャッシュバック60,000円!/
クーポン入力で
最大20,000円増額中!

ビッグローブ光公式の詳細はこちら>

まとめ

フレッツ光のマンションタイプの基礎知識と、具体的な速度や料金などについて紹介しました。

最後にもう一度おさらいしておきましょう。

フレッツ光マンションタイプのポイント
  • フレッツ光マンションタイプの料金は『3つのプラン(サービスメニュー)』と『3つの配線方式』、『東西どちらのエリアか』の組み合わせによって決まる
  • 東日本エリアと西日本エリアで月額料金は異なるが、初期費用は同じ
  • お住まいの集合住宅がフレッツ光マンションタイプに対応していない場合は、ファミリータイプでの申し込みとなる

尚、個人でフレッツ光回線を使いたい方には、『光コラボレーション・サービス』をおすすめいたします。

フレッツ光の回線品質や速度はそのままで、お得なキャンペーンやサービスが利用できるからです。

下記記事で、おすすめの光コラボレーションサービスとお得なキャンペーン窓口を紹介していますので、興味がありましたらぜひ確認してみてください。

フレッツ光料金
この記事を書いた人
望月(もちづき)

過去に大手の携帯電話会社や家電量販店・コールセンターなどで勤務し、インターネット回線の案内を行ってきました。
個人的にもネット関連は大好きで、様々な回線を試しています。
この知識を活かし、皆さんのインターネットに関する悩みや疑問を解消できるようなわかりやすい記事を書いていきたいと思います。

>望月(もちづき)の執筆した記事はこちら

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この記事を監修した人
【虎の巻】監修:豊田 桂一
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監修者:豊田 桂一

通信業界に25年携わるプロフェッショナル。NNコミュニケーションズにてチームを統括し、常に最前線で案内。後進の育成にも積極的に取り組む。豊富な知識と経験に裏打ちされた質の高いサービスにより、顧客からは抜群の信頼を得ている。ネット回線の専門的な知識を活かし、監修者を担当。訴求先は、ユーザーの悩みを解決する最適な窓口をご案内しています。→監修者の詳細はこちら

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